【開館記念日事業「民謡上演」終了いたしました】

7月29日(土)、開館13周年記念としまして、大広間一之間にて、剱地陽子様社中の皆様による民謡上演を開催いたしました。当日は、全国でわずか4名の道南口説き節名人位のうちのお二人、剱地陽子様と高橋吉男様が揃って唄ってくださいました。

1曲目は、北海道を代表する海の作業唄「ソーラン節」です。

開館記念日にふさわしいお祝いの唄「松前譲良節」、「南茅部鱈釣り口説き」と続きます。

そして、3000曲もある民謡の王様とも言われる「江差追分」。なんと、長い所では27~28秒も息を止めて唄っているそうです!

「きりあげ唄」は、五稜郭が落成した際に、その完成を祝って工事人たちが歌いだしたといわれる曲だそうです!

五稜郭の唄があるとは知らず、驚きました!!

今日のために五稜郭に関係する曲を探して下さったとの事、ありがとうございます!!

ラストは、「道南口説き節」です。

恵山、黒岩の村、銭亀沢、志海苔の昆布、根崎、湯の川村、鮫川など、そして函館の町。恵山から函館までの下海岸の地名が面白いほど登場しました。ご観覧されたお客様はいくつ聞き取れましたでしょうか。

アンコール!アンコール!の声がかかります!!

アンコールにお応えし、今度は女性が唄う「道南口説き節」で函館から松前まで編です。

臥牛のお山(函館山)から始まり、亀田の村、七重浜、久根別、上磯、白神の村・・・松前。道南にお住まいの方ならお馴染みの地名がポンポンと出てくる口説き節。楽しいながらも真剣に聞いてしまいます。

和の空間での伝統芸能「民謡」は、尺八・田堰美和子様と三味線・白鳥秀明様の生演奏で、素晴らしい唄と演奏でアッという間の30分、皆様に大変楽しんでいただきました。外国人のお客様も興味深く聞き入っておられ、動画撮影される方もいらっしゃり、日本文化に触れた良い思い出になったようです。

剱地陽子様社中の皆様、ご観覧いただきました皆様、本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

★★★当日寄せらせたアンケートの一部をご紹介します★★★

●初めて生の民謡を聞けて素晴らしかった。

●もっと聞きたかった。

●良かった。

アンケートにご協力くださいました皆様、ありがとうございました。今後の事業に活用させていただきます。

2023年08月

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