本日７月２９日（月）は，箱館奉行所の４回目の開館記念日です。
心配された雨も降らず，むしろ薄日まで差す天候の下，奉行所の女性スタッフが浴衣姿でお客さまをお迎えしました。
やはり木造の伝統的な建築物である箱館奉行所に浴衣姿はとてもよく似合って，いっしょに写真を撮っていくお客さまもいらっしゃいました。
また，先着３００名様でしたが，五稜郭・箱館奉行所をデザインしたオリジナルポストカードのプレゼントも，喜んでいただくことができました。
４シーズン目を迎えた箱館奉行所を，これからもどうぞよろしくお願いいたします。
フォトニーライブラリーでどうぞご確認下さい。
平成２２年７月，１４０年の時を超えて箱館奉行所が復元オープンしました。
来る７月２９日（月）は，箱館奉行所の開館記念日に当たることから，ご入館いただいた先着３００名のお客さまに，五稜郭・箱館奉行所のライトアップ画像をデザインした（フォトライブラリーで紹介）オリジナルポストカードを差し上げます。
また当日は，箱館奉行所女性スタッフが浴衣を着てお客さまをお迎えいたします。
７月１３日（土），箱館奉行所を紹介する講座「画像と映像でたどる箱館奉行所の復元」を，普段公開していない近習詰所を会場に開催しました。
五稜郭の箱館奉行所は，江戸幕府の箱館奉行所として約４年，明治新政府の箱館府として数ヶ月，地上に存在した期間が約７年という運命をたどった建物でした。
この講座では，箱館奉行所が造られた時代の箱館の簡単な歴史と，奉行所復元のために全国から集まった職人の技などを，画像と復元映像などを使用して紹介しました。
このたび，土方歳三６代目子孫土方愛さん（土方歳三資料館館長）と新選組研究家横田淳氏が，これまでの研究の成果と実際に足を運んで撮影・確認し完成した「箱館戦争を歩く！」を箱館奉行所向かい「お休み処いたくら柳野」で購入いただけることになりました。
この冊子は，東京日野の土方歳三資料館で扱っているものですが，五稜郭・箱館奉行所と土方歳三との縁から取り扱わせていただけることになったものです。
今年は，新選組結成１５０年，土方歳三が箱館一本木関門付近で亡くなったと伝えられてから１４５年になります。
これらのことから，土方歳三資料館では，箱館戦争ゆかりの地を歩くツアーを企画し，参加された４０名の方にとって大満足の２泊３日になったようで，このツアーの様子は，土方歳三資料館公式ウェブサイトから土方歳三資料館日記としてご覧いただくことができます。
また，参加されたお客さまを案内し解説された横田淳氏は，北海道を数十回訪問され，道南の隅々まで研究されている方です。新選組や土方歳三関係の書物などにその成果を執筆されていますが，本年９月２８日（土）に予定している第５回箱館奉行所講座「函館市内に辿る土方歳三と新選組の足跡」の講師をお願いしています。
詳しい内容は後日ご案内いたしますが，興味深いお話をうかがえるものと今から楽しみにしています。
「箱館戦争を歩く！」の画像は，奉行所フォトライブラリーに紹介しています。
旅行口コミサイト・トリップアドバイザーが実施した，「口コミで選ぶ！”行ってよかった”日本の城２０１３」ＴＯＰ２０に五稜郭が選出され，受賞盾が届きました。
五稜郭は，アメリカのペリー来航により開港地箱館に置かれた箱館奉行所を防御するために造られた西洋式城塞です。
箱館戦争の後郭内にあった建築物の大部分が解体されましたが，発掘調査や残された古写真，古図面や文献資料等を詳細に分析し，宮大工や瓦・左官職人など全国から集まった専門的な技術を持つ職人の手で，４年の歳月をかけて往時の場所に蘇りました。
幕末から明治維新にかけての歴史と優れた木造古建築の技術，奉行所を中心とした稜堡式城塞五稜郭の景観をどうぞお楽しみ下さい。
いただいた受賞盾は，奉行所受付に展示してあります。
