本日11月1日より冬期営業時間となり、閉館が1時間早まります。
11月~3月の開館時間は9:00~17:00です。
なお、最終入館受付は16:45ですので、ご注意下さい。
奉行所向かいの売店「お休処いたくら柳野」は10:00~17:00の営業です。
本日11月1日より冬期営業時間となり、閉館が1時間早まります。
11月~3月の開館時間は9:00~17:00です。
なお、最終入館受付は16:45ですので、ご注意下さい。
奉行所向かいの売店「お休処いたくら柳野」は10:00~17:00の営業です。
10月12日(土)13:30~大広間にて、国の重要無形民俗文化財の「松前神楽」を上演いたしました。
今年で7回目の開催となる「松前神楽」は、起源については諸説あるとされていますが、およそ350年の歴史を持つ伝統芸能です。最後の箱館奉行 杉浦誠の日記にも、幕末当時、お正月に「松前神楽」が行われていたという記録が残されていました。
松前神楽連合保存会の皆様による「利生舞(りしょうまい)」「四箇散米舞(しかさごまい)〔弓の手・刀の手〕」「翁舞(おきなまい)」「獅子舞(ししまい)」の4つの舞をご披露いただきました。
松前神楽連合保存会の皆様、ありがとうございました。
また、この日は多くのご観覧のお客様にお越しいただき、外国の方もご覧になられていました。日本の伝統芸能に触れていただき、思い出の一つとなっていれば嬉しく思います。
9月28日(土)14:00~大広間にて、歴史講座「箱館写真 事始め」後編”幕末の写真師 田本研造のお話と肖像写真撮影実演”を開催いたしました。
講師に田本写真館の系譜を継ぐ谷杉写真館の代表であり、写真家の谷杉アキラ氏をお迎えし、「新撰組副長 土方歳三」の肖像写真を撮影したと言われる田本研造について詳しくご紹介いただきました。
まず、大広間の襖にプロジェクターでスライド資料を投映し、土方歳三と田本研造の関わりなどについて谷杉氏のお話を聞いた後、南庭にて明治期の写真機を使った肖像写真の撮影実演を行いました。
明治末期の北海道を舞台にした「ゴールデンカムイ」という漫画には、なんと田本研造が登場するんですよ!というこぼれ話も飛び出しつつ、田本研造にまつわる様々な貴重な資料・お話を披露していただきました。
以下、講座に参加された方のアンケートの中からいくつか感想を紹介させていただきます。
☆「地元の方ならではの情報(撮影地)や実演が見られてとても貴重なひと時でした」
☆「今まで知らなかった貴重なお話を聞けてとても楽しかったです」
☆「当時の写真がどのように撮影されているかを見れてとても勉強になりました」
☆「大変良かった。ユーモアありエピソードもたくさんあり、谷杉さんのお話も上手であっという間でした。ゴールデンカムイも出てきて楽しかった!」
谷杉様、ご参加された皆様、ありがとうございました。
函館市内小中学生対象『第3回箱館奉行所絵画コンクール』の入賞者が、厳正なる審査の結果、下記の通り決定いたしました。
ご応募いただいた皆様、誠にありがとうございました。
◆特別賞
『箱館奉行所賞』
函館市立北中学校 2年 宮本 紗羽さん
◆最優秀賞
『小学生の部』
函館市立亀田小学校 5年 阿部 愛さん
『中学生の部』
函館市立巴中学校 3年 早川 真菜花さん
◆優秀賞
『小学生の部』
函館市立千代田小学校 6年 久保田 紗桃子さん
函館市立千代田小学校 6年 佐藤 樹梨さん
函館市立亀田小学校 5年 上田 哲生さん
函館市立亀田小学校 5年 片岡 真優奈さん
『中学生の部』
函館市立港中学校 1年 大田 日菜乃さん
函館市立港中学校 1年 田端 恋さん
◆箱館奉行所スタッフ賞
函館市立八幡小学校 3年 太田 大聖さん
入賞された皆様には別途、表彰式のご案内を学校宛てに送付いたします。
◆表彰式 11月9日(土) 箱館奉行所大広間 13:30~
また、入賞作品展および応募作品展を下記の通り開催いたしますので、ぜひご覧ください。
◆入賞作品展 11月9日(土)~11月17日(日) 箱館奉行所内 9:00~17:00
(11月9日(土)のみ14:00~17:00)
◆応募作品展 11月23日(土)~11月30日(土) 五稜郭タワーアトリウム 9:00~18:00
(初日11月23日(土)10:00~18:00/最終日11月30日(土)9:00~16:00)
ペリーが箱館に来航して170年。幕末に箱館が開港され諸外国との交渉が行われるようになり、通訳業務が必要となりました。箱館奉行所がどのようにして通訳者育成を行っていたのか、スライドを用いてご紹介いたします。
【日 時】10月26日(土)14:00~(約40分)
【場 所】箱館奉行所大広間
【参加費】入館料のみ
※専用の駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。
国際居合道連盟鵬玉会会長武田鵬玉氏による歴史講座「土方歳三の志をつないで 市村鉄之助と斎藤一」を開催いたします。
日本の伝統文化の一つである居合道。函館が舞台の大ヒット映画『劇場版名探偵コナン100万ドルの五稜星(みちしるべ)』にも登場しています。
戊辰戦争で、新撰組副長土方歳三と共に会津戦争まで戦った新撰組三番隊隊長斎藤一は、こちらの会の流派である「無外流」を修めた言われています。斎藤一や土方により生かされた市村鉄之助に関するご講演、そして実演もご披露いただきます。
また、講座終了後12時からは、箱館奉行所南側広場で『第8回全日本居合道 試し斬り 選手権大会』(主催:国際居合道連盟鵬玉会)が開催されます。
真剣での試し斬りを間近でご覧いただける貴重な機会をお見逃しなく!
【日 時】 10月26日(土)10:30~ (約40分) 着席は10:15~
【場 所】 箱館奉行所大広間
【参加料】 入館料のみ 予約不要 箱館奉行所へ直接お越しください
※専用の駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。
9月7日(土)13:30~体験講座「加賀指ぬきアクセサリー作り」を開催いたしました。
当館スタッフが講師となり、講座スタート。
皆様には、加賀指ぬきの始まりのお話をさせていただいた後、実際に指ぬき作りを体験していただきました。
今回は時間がかかる内容でしたので、スタッフが途中まで糸をかがった指ぬきを使い作業を進めていきました。
1時間半という短い時間でしたが、感覚を掴んでいただくことができたようです。
講座終了時には、皆さん達成感に満ち溢れた表情をされていました。
その後、ご自宅で作品は完成しましたでしょうか?
ご参加いただき、誠にありがとうございました。
7月29日は、平成22(2010)年に復元された江戸幕府の役所「箱館奉行所」の開館14周年の記念日でした。
今年は江戸時代の奉行所が、元町から五稜郭へ移転して160年の年。これを記念し、五稜郭の鬼門を護る「北海道東照宮」による特別祈祷を、復元した奉行所内で初めて実施し、78人のご参加をいただきました。
宮司様による祝詞奏上では、幕末のペリーの来航、箱館開港、箱館奉行所の設置、五稜郭築造、大政奉還、箱館戦争、そして奉行所の復元までが語られ、激動の歴史を振り返ることができました。
玉串奉奠(たまぐしほうてん)
会場の皆様は代表者に合わせてご参拝
巫女舞奉納では、天女が天から降りる様子を表した松前神楽の鈴上舞が舞われ、その優雅な舞と鈴の音に魅了されました。
祈祷の間、会場は厳かで清らかな空気に包まれました。
祈祷終了後は、雰囲気一遍、大谷宮司様と坂本館長によるミニトークショーに移りました。
現在大ヒット公開中の「劇場版名探偵コナン100万ドルの五稜星」に北海道東照宮が登場するに至った経緯や、巫女舞を舞って下さった巫女さんが映画登場キャラクター「吉永神子」のモデルになったこと等のウラ話が語られ、会場の皆様は興味深げに聞いていらっしゃいました。
他に、開館時刻から先着100名へオリジナルポストカードプレゼントや、スタッフが浴衣姿でお客様をお出迎えし、開館記念日をお祝いいたしました。
北海道東照宮は、徳川家康公(権現様)を祀っており、五稜郭北東の鬼門を封じるため、五稜郭完成の翌年、当時の箱館奉行小出大和守が上山村(現函館市神山)に造営。箱館戦争では旧幕府脱走軍が四稜郭と権現台場を築き戦いましたが、戦火により焼失。その後幾多の変遷を経て、平成4(1992)年に現在地陣川町へ移遷しています。
時を経て、縁のある場所での御祈祷をしていただき、幕末当時にこの五稜郭に居た、国を思い、義を貫いた侍たちの御霊もきっと喜んだことでしょう。
御祈祷いただいた大谷仁秀宮司様、巫女舞奉納の和山衣咲様には多大なるご配慮とお力添えをいただき、心から感謝申し上げます。
また、ご参加いただいたお客様はじめ、関係各所の皆様にご協力いただき無事開催することができました。改めまして、皆様に深く感謝申し上げます。
皆様のおかげで、開館14周年を迎えることができました。幕末の箱館の歴史、日本の伝統的建築様式そして和の文化について、これからも伝えて参ります。箱館奉行所を、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
★★★当日寄せらせたアンケートの一部をご紹介します★★★
・特別祈祷をしていただけて大変貴重な体験でした。
・祝詞の台詞が良かった。
・神聖さが感じられた。
・すごく心に残るような舞でした。美しく素晴らしい舞でした。
・映画の話も聞けて良かったです。終了後のお話も楽しかったです。
・風情のあるイベントでした。
・だれでも参加できる点が良かった。
アンケートにご協力くださいました皆様、ありがとうございました。今後の事業に活用させていただきます。