6月24日(土)14時から大広間において、札幌在住のノンフィクション作家合田一道氏をお迎えし歴史講座「歳三・武揚 箱館戦争を戦う」を開催いたしました。
箱館戦争に至る前の二人のお話しや、土方歳三が読んだ俳句集「豊玉発句集」の紹介もあり、参加された皆様は、熱心にメモをとり、真剣な面持ちでうなずきながら聞いていらっしゃいました。
講演時間の40分があっという間に過ぎ、大きな拍手でお開きとなりました。
皆様からは「素晴らしい内容、歴史への愛情あふれるお話でした」「仙台での二人の出会いですっかり引き込まれました」「初めて知ることなどでとてもよかった」「もっと聞きたかった」等の感想が寄せられたほか、今年は人数制限の必要がなくなったため予約なしの自由参加としたころ、翌日開催の函館マラソンで来訪されたお客様も参加することができ、とてもうれしかったとのお喜びの声もいただきました。
講座終了後は、土方歳三など幕末の志士たちと北海道開拓をめぐる22の物語を収録した著作本『夜明けの海鳴り~北の幕末維新』のサイン会もお休み処いたくら柳野で行い、お話をうかがった後の感動冷めやらぬ皆様が列を作っておりました。
おかげさまをもちまして、講座もサイン会も盛況裡に終了することができました。
講師の合田一道氏をはじめ、ご参加の皆様に心から感謝申し上げます。
箱館奉行所は、箱館戦争時に旧幕府脱走軍の本拠地となった場所。旧幕府脱走軍の慰霊の日である碧血慰霊祭(6月25日)の前日に、この場所で、ゆかりの土方歳三と榎本武揚のエピソードをうかがい、皆様には当時に思いを馳せていただけたのではないでしょうか。
※合田一道氏サイン本は数量限定でお休み処いたくら柳野にて7月いっぱい販売しております。