10月4日(土)13:30~大広間にて、国の重要無形民俗文化財の「松前神楽」を上演いたしました。
2017年からほぼ毎年開催し、今年で8回目となる「松前神楽上演」は、起源については諸説あるとされていますが、およそ350年の歴史を持つ伝統芸能です。最後の箱館奉行 杉浦誠の日記にも、幕末当時、お正月に「松前神楽」が行われていたという記録が残されていました。
松前神楽連合保存会(尻岸内八幡神社)の皆さまによる「利生舞(りしょうまい)」「神遊舞(かんあそびまい)」「翁舞(おきなまい)」「獅子舞(ししまい)」の4つの舞をご披露いただきました。
「利生舞」


「神遊舞」



「翁舞」


「獅子舞」



演目が終わる度に、観客の皆さまからは大きな拍手が沸き起こりました。
特に獅子舞は観客席を回り、一人一人の頭を噛んでいくのですが、観客を驚かせるような動きや「ガブッ」と頭に噛みつく様子に、会場は笑い声にも包まれました。
松前神楽連合保存会の皆さま、素晴らしい舞をありがとうございました。