今年も8月1日(日)から8月31日(火)までの1か月間、 毎日午前10時から午後3時まで箱館奉行所向かいの兵糧庫を特別公開(無料)いたします。
兵糧庫は、1864(元治元)年の箱館奉行所建設に併せて米蔵として建てられました。その後、五稜郭が箱館戦争時に使用され、いつしか「兵糧庫」と呼ばれるようになったとされています。 箱館奉行所は1871(明治4)年に解体されましたが、その後も土蔵の兵糧庫は残され、外観は板壁に変更となり、 大正時代には「懐旧館」という箱館戦争の資料館として使用されました。 この後も兵糧庫は、五稜郭跡内の建造物として存続していましたが、 老朽化が著しくなったことから、1973・1974(昭和48・49)年に兵糧庫の解体修理、 2001・2002(平成13・14)年に保存修理(庇屋の一部復元)を行いました。
毎年8月のみの公開となっておりますので、ぜひご見学ください。
また、8月1日(日)には、奉行所スタッフによる兵糧庫の解説付き見学会も開催致します。
1回目は午前11時から、2回目は午後2時からの計2回、各回20分程度を予定しています。
申し込みは不要ですので、ご希望の方は当日兵糧庫まで直接お越しください。