平成28年6月11日(土)、函館市中央図書館を会場に開催しました、
第6回箱館奉行所講座・函館市中央図書館郷土の歴史講座-
作家 森 真沙子 氏による講演会-知られざる『北の奉行所』は、
参加者150名の大盛況のもと終了いたしました。
講演者の森先生は、小学校・中学校・高等学校時代を函館で過ごさ
れ、現在、歴史時代小説などを精力的に発表しておられる作家です。
この度の講演会は、森先生が数年前に函館を訪れた際に、五稜郭内
に復元された箱館奉行所を見学されて、ご自身の故郷、幕末期の函
館を舞台とした『箱館奉行所始末』を執筆されたことがご縁となり、開
催の運びとなりました。
森先生の講演内容は、Ⅰ 誰にも書かれなかった北の奉行所
Ⅱ 箱館は北の「要塞都市」だった Ⅲ 凄腕ぞろいの奉行たち
Ⅳ 幕末の箱館はこんなに面白い・・と題して、幕末開港期の箱館
で実際に起きた事件を軸に、歴代の箱館奉行の人物像とその活躍
について、ほとんどがあまり知られていない貴重なお話しを聞くこと
ができました。
これまで、ほとんど知られていなかった、幕末期の箱館奉行所の姿
をとりあげた森先生の講演に、参加された多くの方々は、江戸時代
にタイムスリップし、楽しんでいただけたことと思います。
改めて、ご講演いただいた森先生に深く感謝いたします。