10月10日(土) 箱館奉行所の近習詰所において、幕末の箱館奉行所で薬用として飲まれていたとされるコーヒーについての体験講座を開催し、32名のお客様方が参加されました。
コーヒーインストラクターの美鈴商事株式会社坂口隆年氏を講師にお招きして、幕末時にオランダが日本に持ち込んだと推定されるインドネシア産のコーヒー豆を用いて、参加されたお客様方が自分で豆をするところから体験し、粉末となったコーヒーを袋に詰めた後に、お湯をかけて出来たコーヒーを味わっていただきました。幕末当時に近い製法により、自ら作成したコーヒーを体験していただくことで、当時の奉行所役人の生活の一端に触れていただくことができたのではないかと思われます。
講師坂口氏による「コーヒーの歴史について」のお話
参加者が自ら、コーヒー豆をすり鉢で突き砕く
コーヒー豆を突き砕き、約10分ほどで粉末になり、袋に入れて作成体験終了