10月26日(土)14:00~大広間におきまして、スタッフによる歴史講座「幕末の箱館 語学事情」を開催し終了いたしました。
幕末のペリー来航により日米和親条約が締結され、ここ函館(当時は箱館)が下田とともに開港地となり外国船が入港するようになりました。上陸する外国人が日本語を話すわけではないので、当然通訳が必要となります。そのため、箱館奉行所の語学教育機関「英語稽古所」や「箱館洋学所」が中心となり通訳養成を行いました。教授役は、ペリー来航時や「日米修好通商条約」批准での渡米随行など、中央での重大な舞台で活躍した通詞「堀達之助」や「名村五八郎」でした。
英語はもとより、フランス語やロシア語の教育指導などもおこなわれ、他の開港地とは少し異なる当時の箱館の語学事情を、画像資料を用いて解説いたしました。
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以下、講座に参加された方のアンケートの中からいくつかの感想を紹介させていただきます。
☆「箱館の通詞の役割がよくわかりました」
☆「貴重な話を聞けて良かったです」
☆「とても興味深い話でした」
ご参加された皆様、ありがとうございました。